サラウンドスピーカの位置。2007年09月12日

次にサラウンドスピーカだが、やはりITU-R BS.775-1に準拠す
るなら、試聴位置が決定された後、その位置に対して角度を出さなけ
ればならないことになる。
ここへ来て、ITU-R規格とは別に、THXという耳慣れた規格がある。

THXの場合、バックサラウンドは出来るだけ近づけた方が効果が得ら
れ易いとの事らしい。

う~ん、また悩ましい問題である。

何故近づけた方が良いのか? バックサラウンドの定位が得られ易い
というのであれば、ほとんどの作品がドルビーデジタルサラウンドEXや
DTS-ESという独立したバックサラウンドchが録音されている作品が
多いのであれば、こちらを採用するが、DOLBY5.1の作品が主流な
のであれば、ITU-Rの規格を採用する事になる。

当シアタールームではサラウンドスピーカを複数個使ったディフューズ
サラウンドと呼ばれているレイアウトを採用するつもりだったので、L/R
のサラウンドはバックを含め3ケづつ設置する。
その3ケが同時に駆動した際の定位が理想的になるのは、ITU-Rの
規格に合わす方が理想的だと言い聞かせて、ITU-Rに準拠すること
にした。

最終的なレイアウトは上図の通りとなった。(あくまでもミニマムサイズ
なので、これ以上大きく出来るならして欲しい)

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