お家の構造。2007年09月11日

ミサワホームの構造は木質系パネルを接着しネジ釘をスジカイに打って止められているだけである。 現場の施工が早いし柱が無いというのが特徴である。

木造軸組みという一般的な在来工法でも、地震に強くてとても良い家は沢山あると思う。 しかしそれは施工する工務店さんの技量によって、左右されてしまう部分が多いと思う。

ミサワホームに限らずハウスメーカーの家は、技量に関わらず一定のクォリティーが保たれるよう工法を含めデザインされていると、今回の建て替えの際に勉強し感じた。 工法は在来そのまま、材料を大量に仕入れて、圧倒的に安い価格を売りにするハウスメーカーもあるようだが、ホントに高い技術を持った工務店さんが施工して下さるのか?!と少々不安に感じる。

何故ミサワホームにしたか?というと、前述の通りパネルを接着材で貼り付けてお終いという、一見して安易な工法だが、貼り合わせるという事は隙間が無いという事である。
という事は部材の工作精度には、かなり高い技術が要求される。(現場で貼り合わせていって、寸法が足りなかったり、余ったりすると大変な事になるからである)

南極観測所でも使用されているぐらい、気密性が高く断熱性も高いと説明されたが、壁全体が構造体になっているモノコック構造というものが、私の感覚的に地震等の揺れに強いと感じ、その安心感もあってミサワホームに決めた。
揺れないお家という事だけを見れば、鉄骨によるユニット工法というのも、そのイメージが強い。 ただ、主な部材は鉄である。 木も圧倒的に軽いものでは無いが、鉄よりは軽い。 地震等の際に軽い方が基礎部分に与える負荷は軽いハズである。
さらに、MGEOという制震装置の開発に一早く着手し、製品として導入されている点も高く評価出来る。

あと隙間が無いという面では、防音についても有利に働いている。
シアタールームを作る際、ミサワホーム担当者から防音について何もしなくて大丈夫か?と念を押された。 元々長屋続き(壁は隣の家と共有している)で、今回その縁が切れるだけで防音は出来ていると思っていたので、一切特殊な事はお願いしなかった。

結果、外部に対しては想像以上に遮音されている。(さすがに家の中では多少洩れるが、それは仕方ない・・・)

最後はデザインである。

やはりグッドデザイン賞を何年も連続で獲得されているだけあって、細かい部分にぬかりが無い。
外観ではサッシの色や換気ダクトカバーの色,その他手摺や金物まで統一された感じは、さすがである。

内部も同じで、建具類と内装部材の色の組合せで、おかしいというか気になる部分が一切無い。
サッシの内側も樹脂を巻いて色が合わせてあったり、扉(建具)と床の色目も考えられていて、やはり気になる部分が無いのはさすがである。
ドアの蝶板も頑丈そうな物が3箇所ついていたり、引き戸も吊ってある感じで、使用感も滑らかだし何より高級感がある。

家というのは、長年住んでみないと分からない部分も沢山あると思う。
決して安い買い物では無いので慎重になるが、部材の原価に対する価格という目だけで選ぶのでは無く、総合的な技術に対する価格という目も持って選択しないと建ててから後悔するかも?!と今回痛感した。

今の所、ミサワホームでお願いして、大変満足している。

ルーフバルコニー。2007年09月11日

我が家には、バルコニーが3箇所ある。

二階のキッチンにはキャンチと呼ばれる外壁に貼り付けた形のバルコニー。
三階には屋根の掛かったインナーバルコニーとオープンなルーフバルコニーがあり、計三箇所である。

写真はルーフバルコニーで、広さは4畳半ぐらいである。

眺めはそんなに良くない・・・。

娘はここで、友達とバーベキューパーティーをするつもりだったが、未だ実現していない。

右上奥に見えている黒い四角いパネルのような物は、TVのアンテナである。
とてもアンテナには見えない。
骨が付いた長~いアンテナと比べると、受信感度は少し落ちるようだが、我が家では問題無く映っている。

蔵もある家。2007年09月11日

TVのCMでもお馴染みだが、我が家には映画館があるが蔵もある。

ちょうどビルトインガレージの天井高をイジメる形で一階二階の間(中二階)というイメージで作られている。 この蔵へは階段の踊り場から侵入する。
広さは約4畳半ぐらいで、天井高は1mちょっとである。

本来のビルトインガレージなら基礎の上に一階の床があり、二階の床までの高さがあるので、3m足らずはあるんだと思う。
我が家の車は小さいので、そんな高さは必要無いし、路地の住宅密集地でもあるので、そんな大きな車は振り回せないとの事から、将来的にも大きな車は乗らない!と言い聞かせ、ガレージの高さを1.9mとした事で実現出来た。

屋根裏収納にした同僚も言っていたが、夏は暑くて上がれないし、重い物や大きい物は上げたくない!との事らしい。

見ての通り、雛人形が鎮座している。

やはり屋根裏とは違い、家の中にあるので精密機器や大事な物等も安心して収納しておく事が出来る。
また大きい物や重い物も引きずって出し入れ出来るので、大変使い勝手が良い。

奥に見えているのが、分電盤やアンテナ分配器,NTTの端末やLANのハブ等、我が家の情報中枢基地である。
ここから各部屋へ空配管もされていて、今後の情報配線等にも対応可能な設計になっている。(ちなみにLANのカテゴリー5は全ての部屋へ配線済である)

照明器具。2007年09月11日

私も娘も前の家では、電気を点けたら消さない事が多い。
奥さんが、いつも消しに回って怒っていた。 こんな事でケンカになるぐらいならと今回、勝手に点いたり消えたりする器具を全面的にフューチャーする。

内玄関は、昼間は消えているが、暗くなると勝手に30%ぐらいの光量で点灯,人を感知すると全点灯、夜中になると消灯し、夜中も人を感知すると全点灯するといった、優れ物である。

階段や廊下,トイレや洗面所、物入れやガレージ等屋外に至るまで、ほとんどの照明器具は自動的に点いたり消えたりする。

トイレは昼間明るい時、照明は点かないが、換気扇は人を感知して回る。
世の中便利になったものである。

自分で点けるのは部屋の電気ぐらいである。
最近気づくが、自分の部屋に入っても電気を点けないでいる事が多い。

また、ダイニングの電気が夜中点いている事も多い。
人間ズボラになると、どんどん何もしなくなる・・・。

それと私のこだわりで廊下や階段等、出来る限りダウンライトを無くしている。
天井にボコボコ穴が空いているのは見苦しいと以前から思っていた。
床の色にもよるのだと思うが、ブラケットはダウンライトと比べると明るい気がする。 また、壁に映るライトの影もアクセントになる。
何より天井がスッキリして見える。
器具が目線に入るので、ボチボチ不細工な物を付けられないのと、引越の際大きな家具を入れる時などは邪魔になり外さなければならない等の注意が必要だが、やはりカッコイイと自分では思っている。

玄関。2007年09月11日

これが我が家の玄関廻りである。

玄関の鍵はリモコン式にした。

最近家を建てた同僚のD氏の薦めもあって、同じタイプの物にしたが、とっても便利である。

リモコンキーのボタンを押しても開錠・施錠の操作が出来るが、キーを持っていれば、ドア自体に付いているボタンを押す事で操作出来る。

鞄の中にリモコンキーが入っているだけで、探す必要が無い。

もちろん通常のシリンダーに差し込んで回す鍵もあるが、私はこのリモコンしか持っていない。

雨の日などは、特に快適である。

表札は表札屋.comという所で製作して頂いた。

インターネットで表札を検索すると、かなりの数のショップがあるが、このショップはオリジナル商品が多いのか?!数あるショップでコレ!といった物が見つからない時は一度、検索されては?と思う。

文字は銀色なのだが、外壁が白いので見辛いとの指摘がある。
表札のデザインだけで決めたが、透明のガラス板に彫刻されるので、バックになる外壁の色も考えて発注された方が良い。

http://www.hyousatuya.com