映画館のスピーカ3。2010年01月14日

初代ROXYホーンは、あまりに巨大だったので、多くの劇場では使えな
い事から、こんな変り種のスピーカもあった。
 Shallow type horn と呼ばれていたこのラッパには、2ケのドライバー
(音が出る部分)を取り付ける事が出来た。

 上の写真が、そのホーンである。

ROXYホーンに比べて格段に奥行きが短くなっている為、スクリーンの
後にスペースが小さい劇場にも設置する事が出来た。

今でこそ当たり前のコーン紙を使ったスピーカは搭載されていない。
このラッパにドライバーが付いたフルレンジシステムである。

もちろん低音を再生する事は難しいのだが、この時代はトーキー出現
前のシステムなので、音声の帯域が再生されていれば良かったので
ある。

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