久しぶりの更新です。2010年06月09日

会社を退職し、フリーランスで動き始めて、なかなか難しい中、なんとか
生活は維持出来ている感じです。

そこで、新たにやって来た事を紹介します。

BGMなんですが、いつもお世話になっているバイク屋さんと散髪屋さん
でBGMの相談を受けました。

どちらも、小型スピーカで低音が足りない為、音楽が楽しめないとの事。

前の会社でも、東京青山にあるMISS SIXTYっていうブランドのショップ
を手掛けさせて頂いた時、大きなショップでクラブミュージックをガンガ
ンに掛けたい!!という要望があって、メインの空間には大きなライン
アレイというスピーカを導入したのですが、陳列棚や店舗奥には音が
届かない為、小型の球形スピーカの上に天井埋込型のサブウーファー
を仕込んで、低音を増強させましたが、これが大変好評で、やはりある
と無いのとでは素人さんでも充分分かる事が実証されていたので、薦
めてみました。

詳しくは次回の更新時に・・・。

バイク屋さんのBGM。2010年06月12日

こちらがバイク屋さんのBGM音響改善計画の全貌だ!!
という程、大そうな話では無いのだが・・・。

元々音楽は好きな方という店主。
スピーカはJBLのControl1で、アンプも真空管式を使っている所を見て
も、充分に覗える。

最初は気にして聴いて無かったが、さすがに低音は無く、音楽としても
面白みが感じられない。(店主談)

そこで、YAMAHA製のサブウファー(YST-SW90)とグラフィックイコライザ
(Behringer製 FBQ3102)をYAHOOオークションで落札し、各部を少し
整備し動作を確認した上で納品する。
同程度の機種で、新品を購入すると4万円+ケーブル等の材料費なの
で、ちょっと抵抗がある金額になる。(特に問題無く鳴っているし、気分
を害するような音では決して無い)
そこに私の調整費が乗っかるので結構な負担だ!(自分で言うナ!)

ピンクノイズ(TVの砂の嵐の時の音)をしばらく我慢して聴いてもらう。
サブウーファーもやぶからぼうに上げれば良いという物では無いし、何
かにつけバランスである。
キッチリ周波数特性が合わされた音は、私にとっては聴き慣れた音で
ある。

店主に感想を聞いてみる。
「うん!うん!イイんじゃ無いの!?」という拍子抜けな返事。
もっと感動してよ!!と思いながら帰るが、満足してくれた様子。

とりあえず、良かった良かった!!

続いて散髪屋さんのBGM。2010年06月14日

こちらの店主も元々バンドマンらしく音楽にはうるさい!

ONKYO製のミニコンポにiPODを接続してBGMとして掛けておられるが
お客さんによっては、マイCDを持って来て掛けてくれ!と言われる方も
いらっしゃるらしい・・・。

以前の店舗ではDENONの大きなアンプにBOSE社のモデル301を使っ
ていたとの事。 こちらもツワモノである。

どうせなら、スピーカもJBLかBOSEにしたい!という事から、こちらのお
店は、総入替えになる。
スピーカはJBL社製J213PROを選択(4本揃えなければならない為、そ
の時に揃う物という事で、このモデルになった)。サブウーファーも同じく
JBL社製PB12を1台。イコライザーはバイク屋さんの写真を見てもらっ
てBehringer製のGEQ3102,最後にアンプは骨董っぽい古めなアンプ
からLUXMANのL507をチョイス。(見た目も重要だが、音も当時の日本
製は職人気質に溢れていて優れている物が多かった)
という事で商品は全て揃った。(こちらもYAHOOオークションでお世話に
なる)

一番気にしていた動作確認だが、簡単な整備をして電源を入れると、
ブスッ・・・ブスブスッ・・・バツッ!!と、アンプからノイズが・・・!?
中古品のジャンク扱いで落札しているので文句は言えない(まともな物
の出品が無いので仕方無いのだが・・・)。
さぁ覚悟はしていたが、修理出来るのだろうか?!

ノイズの種類からして、コンデンサの劣化が一番怪しい。
出力段のコンデンサを換えて電源を再投入してみる。
う~ん!やっぱりブスブスいっている・・・。
あちこち診ていって悪い箇所を見付けて修理完了!
今回は痛い目を見ないで済んだが、心臓に悪い・・・!

納品記事は次回へ・・・。

散髪屋さん2。2010年06月15日

商品揃った時点で持って行っていたので、今回は修理完了したアンプ
のみ持って行っての調整である。

行くと既にスピーカは設置され、サブウーファーも鳴っていた。

アンプの位置がレジ下のカウンターから今回変更される。

あっスピーカケーブル忘れた!!という事で、しばらく待って頂いて、配
線も完了!音を出す。
あれ~っ!こんな音なの?!と思いながら調整・・・。 iPODに切替えて
試聴! え~っ!!!おかしい!!こんなハズじゃ~?!!

入力の種類によって変な回路が入っている様子 (昔のアンプなので、
取扱いが分からない)。
気を取り直して、ソースセレクターをお借りして、再調整!
あ~っ!これこれ!そうでなくっちゃ~!?という特性がハナから出る。

調整も無事終了! いざ試聴!!

「素晴らしい、全然違いますねぇ~!?」という店主の談。

なんとなくやってる事が良く分かりましたとの事。

いや~!?私も一時はどうなる事かと思いましたが、なんとか喜んで
頂けた様子で、良かった良かった・・・!!

モデルハウスでサラウンド!2010年06月16日

ミサワホームさんのモデルハウスにサラウンドシステムを入れる話を
頂いていて、先日調整に伺った。

AVアンプはMaranz社製NR1501という結構リーズナブルな機種を選択。
スピーカはBostonAcoustic社製のSoundWareという機種をLCRとサラ
ウンドLRに設置。サブウファーは同社のHPS8WIという機種にする。
DVDプレーヤや液晶TVはミサワホームさんで選ばれた機種である。

私が薦める小さなサラウンドシステムだけど、配置や設定を正確にした
スマートサラウンドである。

このAVアンプも安価な割りに自動調整機能があったりして、入門用とし
てはお奨めである。スピーカも普通だったらフロントは大きなスピーカを
設置する事が多いと思うが、サラウンドと全く同じスピーカなので、小さ
くて全体的にスタイリッシュにまとまる。
サブウーファーを少し大きめの物を選択する事で、小さなスピーカ群の
低音を補強している。(またこのサブウーファーは、AVアンプと接続す
る線がワイヤレスなので、部屋の模様替え等で設置位置を替える時に
も大変自由度があり便利である)

さぁ~AVアンプの接続も終わったので設定だぁ~!!
私にとっては聞き慣れた用語だが、素人の方にとってはチンプンカンプ
ンだと思う設定をサクサク合わせて行く。
まずはクロスオーバーとサブウファーのボリュームを合わせる。
フロントをフルレンジにして、低音がどのくらいまで出ているのか確認。
だいたい100Hzぐらいまではレスポンスがありそうなので、クロスは100
Hzにセット! 特性を見ながらサブウーファーのボリュームを合わせる。
次にオートセットアップを使って、自動調整!
最後にオートで設定された距離やレベルを確認して修正!!
騒音計や距離計,RTAアナライザーを使っての設定である。

最後はチェックの為、映画のDVDを掛けて視聴する。
今回はアバター!! 宇宙船がパンドラに着陸する所の低音もバッチリ
だし、セリフも良く聴こえている。 全然OKな感じ!?

営業の方が来られるのを待って引渡し!!

ここのサラウンドを見て、自宅に設置する方があれば良いのだが・・・。

ちなみにここは、京都市西京区桂坂にある「きよらの丘」という分譲地に
あるミサワホームのモデルハウスである。
リビングは8畳ぐらいだろうか?ダイニングとカウンターキッチンを合わ
せて20畳程の開放感がある場所に設置されている。

お近くの方は是非見に行かれては?!とてもイイ家ですヨ!?