映画館のサラウンドスピーカ配置。2010年02月19日

フロントスピーカ同様、映画館のサラウンドスピーカも視聴位置が明確
に決まってない為、110度とか135度後方から音が来るように設計す
るホームシアターのようにはいかない。

映画館の場合は、スクリーンから後壁までの距離を計り、前方1/3の
範囲にサラウンドスピーカを配置しないという決まり事がある。

ドルビーさんが定めている音量バランスや音質を決める代表点という
物があって、それはスクリーンの中心で劇場の前から2/3の位置と、
定められている。
つまり、サラウンドエリアの中心が代表点(測定点)になるのである。

個数や下振り角度,及び設置する高さは、何度も言うようだがシミュレ
ーションで緻密に計算され決められている。

このように、映画館では代表点に於ける最大音量は各チャンネル毎に
何dBないといけないとか、事細かく決められていて、机上で計算式に
当てはめてウーファーの数等も設計される。

映画を観る場合、何処で観るのが一番良いか?!と良く聞かれるが、
やはり代表点で観るのが一番良いのでは?!と思う。

ちなみに私の場合は、代表点から少し前の、少し左側に寄った所で観
るのが好きである。

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