お知らせ。2010年07月02日

商用のブログも開設して、記事を二重に書いています。

新しい記事は画像を追加していたり、文章も若干アレンジしていたり、
以前のカテゴリーの移動も、結構進んだので、お知らせします。

是非覗きに来て頂ければ嬉しいです。

http://info.amp-kyoto.com/

ホームページの開設準備も進めています。

こちらも公開された時点でお知らせします。

福岡のお宅。2010年06月29日

福岡県のお住まいのお宅から音響調整依頼が来て伺う。

交通費やらなんやら、費用負担頂く事になるので、ホント申し訳無い!

一度、完成して間も無い頃に見学させて頂いたお宅で、JBLのシネマ
スピーカが設置されている。
この3632-Tというモデルは、だいたい200席前後のシアターに多く設置
されているモデルである。

一般のリビング等に設置するとなると、とても鳴り切る事は考え辛いが
このお宅は、だいたい30畳ぐらいの専用ルームで、天井高も5m程ある
ので、普通のリビングでは無い。
まさしく客席の無い映画館といった感じだ!

それにしても少し過剰か?!と思えるが、この業務用スピーカをドライ
ブしているパワーアンプやマネジメントシステムもまた業務用である。

スクリーン裏にアンプ類は設置され、後方のデスク辺りに、周辺機器が
設置されている。(木工や工作も大変お好きな様子で、自作の収納ラッ
クやケース類が並んでいる)
システムとしては業務用のそれより凝っていて、DVD→AVプリアンプの
出力はA/Dコンバートされデジタル信号がスピーカマネジメントシステ
ムに入力されている。(PCからのデジタル音声入力があるからという事
らしいが、ルビジウム等の高性能なクロックで動作している、DriveRack
4800(スピーカマネジメントシステム)の音は、一線を超えている)
広島のお宅でもそうだった!?が、我が家へ導入するには高価な物な
ので、とても無理である。
AVプリアンプもONKYO製やDENON製もあり、DVDプレーヤも自作の物
があったりで、聴き比べも出来るので大変興味深い。

さぁ~て肝心の調整だが、今回は手強かった?!
部屋の音響処理(内装だけで無くスクリーンバックの処理)を、キッチリ
やられているからだろうか?!レスポンスが良すぎて、なかなか特性
が出て来ない。 何度かカット&トライを繰り返し、最終的に決まった音
は、さすがJBL!といった音になった。
低域から中高音までバランスが良くて、高音の伸びやかな部分は映画
館のカーブ(X-Curve)で少しスポイルされるが、聴き易さでは文句無い
音を奏でている!(と、私は感じたが・・・?!)
最後にフラットレスポンスのカーブを作って聴いみたが見事だった!
(自画自賛するナ!!)

という事で、無事終了して帰ったが、オーナー様に満足頂いていれば良
いのだが・・・。

広島県F市のお宅。2010年06月21日

広島県F市にある個人の方から調整依頼が来て遠征した。

実は先月もお邪魔して今回が二回目である。
先月はデモ機による調整で伺ったのだが、今回は購入後の微調整と
測定用マイクやスタンド,ケーブル、ノートPCを用意してもらって、操作
方法の説明等を含めたメニューで伺う。

交通費が掛かる為、大変費用負担してもらって恐縮してしまう・・・。

夜に現地に到着して、夜ご飯をご馳走になった後(焼肉美味しかったで
す!有難うございます)、マイクセッテイングとPCの接続を確認し、翌日
に備える。

基本的にはdbxのDriveRack4800を使った調整なのだが、PCを使うと、
本体全面についている端子に測定用マイクを入れる事でRTAグラフが
見られるという便利な機能がある。 (もちろんピンクノイズも本体から
ジェネレートされるので、マイク以外に必要な物は無い)
この機能を使うと、簡単な特性の確認や破綻をきたすような設定をして
しまう事が避けられるのと、高価な測定器を揃える必要がないので大変
便利である。

細かなシステムについては個人情報なので明言しないが、調整された
音は羨ましいぐらい素性の良い音を奏でている。
もちろん映像も、我が家のそれとは別次元の物だ!

私がJBL贔屓なセイもあるが、ホント素晴らしい!!

カーコンポの取付け-4。2010年06月20日

無事イコライザーの電源も入って、いざ調整!!

車内に測定用マイクをセッティング!
狭い空間なので、音を捉える事をイメージしながら微妙に位置や向き
を整える。(だいたい、こんな感じで良いのでは無かろうか?!)
運転席で聴くのだから、座って頭の来る位置にセットすれば良いんじゃ
ないのぉ~?!と、思われる方も多いと思うが、髪の毛という吸音体の
の左右にある耳のどちら側にマイクをセットするのか?! ヘッドレスト
の反射と音の影響をどう判断するのか?等、難題山積みなので、そう
簡単には行かない。(実はそこがノウハウだったりする)

車外に測定結果を観るパソコンとイコライザーを出す。

音源は、いつもの通り砂の嵐信号である。 事前にナビのメモリーに入
れておいた砂の嵐信号を出力!「ザーーーッ」
まずはフロントスピーカのみ出力し、低音がどのくらいまで出ているか
?!等を確認する。
結構下までレスポンスがありそうだ!! 箱の制振や吸音,16.5cmの
ユニットを選択した事で、サブウーファーが無くても良いぐらい出ている。
せっかくサブウーファーも取り付けたので、ロードノイズもあるだろう事,
狭い空間なので高音はキツク感じるだろう事を想像し、サブウーファー
のクロスオーバー周波数とレベルを決める。

ほぼこんな感じで良いだろうと思った時のグラフが調整前のグラフであ
る。(ピントがボケていて良く分らないと思うが雰囲気だけ感じて欲しい)
普通だったら、この状態で完成となり、あとはカーコンポの低音や高音
,ラウドネスの入り切りで自分の好みに合わせていくのが普通!

さぁイコライジング開始ッ!!(更に調整する部分がオプションとなる)

気になるピークと高音のロールオフを補正しようと考えている。
L/R別々に音質を整え、最後にレベルをチェックして終了となる。

調整後のグラフで、ほぼ整った様子が伺える。(低音が上げてあるの
は上記の理由からで、聴感で若干の補正は必要だ)

この状態は、フラットな音を作っただけでしょ?!と言われる方も多い
かも知れないが、フラットな音を聴いた事のある人が少ないというのも
実情である。
最近のカーコンンポに付いているDiscoだのRockだのHallだのDeep?
だのってEQは、フラットじゃないと何を選択すれば良いのか?!サッパ
リ分らない。

一度聴いてみたい!という方は、お近くなら伺うので言って下さい。

カーコンポの取付け-3。2010年06月19日

 サブウーファーは、お店のBGMとかに使えないかなぁ~!?と思って
買ってあったものを流用。 助手席のシート下に入れる。
運転席はローダウン用シートレールが、中古車で購入時に既に組んで
あったので余裕が少ない為、イコライザーを入れる事にする。(写真の
下側に写っているのがイコライザーである)
このイコライザーだがYAHOOオークションの為、もちろん取扱い説明書
なる物が無いので、操作出来るだろうか?!少々不安。
まぁいつもの調子で触ってみると分るだろうとタカをくくっている。

さぁ配線も済んで、準備も整ったので電源O~Nッ!!!

あれ~っ?! イコライザーの電源が入らない!?
PowerConnection端子の+12VとGNDを接続したのだが、その横にREM
という端子が2ケ余っている。何かをリモートする端子なのだろうか?
これに+12Vを入れる気もするが、2ケあるのも気になって、今日はここ
までの作業で断念する。
夜、家に帰ってネットでマニュアルを探しまくって見付ける。(もちろん英
語版だが・・・)
やっぱり、+12Vにはバッテリーからの常時電源を。 REM端子にキーON
になる+12Vを入れなさいとの事。 2ケあるのは同じ電源を必要とする
機器へのトランク端子だそうである。(ややこしい事するナ!)

翌日、配線を追加して確認しよう!!